６月の梅雨のころからお盆にかけて山野に釣り鐘のような大きめな花を咲かす。
（写真左）雄蕊先熟、
やくが花粉をはきだすのはまだ花が咲いていない蕾みの時です。この時期、雄しべは雌しべの花柱を取り巻いています。
（写真中）
はきだされた花粉は雌しべの花柱に付いています。ホタルブクロの蜜を吸いに来た昆虫の背中に花粉が付き運ばれて行きます。
（写真右）
やがて雌しべの付いた花粉がなくなるころ（３日ぐらい）になると、雌しべの先が３つに裂け受粉可能になります。
一つの花が、咲き出しは雄花、咲き終わりは雌花と性転換して、自家受精を避けています。
ヤマホタルブクロ（左写真）は萼の間に付属片がありません。花は多くは紅紫色です。
ホタルブクロは萼の間に反曲する付属片があります。花の色は薄紅〜白色です。